2025年3月1日にデュオリンゴ(Duolingo)でスペイン語の学習をゼロから始めて、半年間が経過しました。
モチベーションの波があり、継続が大変だった時もありましたが「1日5分でもいいから」という気持ちで続け、今に至ることができました。今回はその成果をレビューしていきます。
※そもそもデュオリンゴって何?という方はこちらをご覧ください。

デュオリンゴを半年続けて得られた効果
学習習慣の定着
1レッスンをこなすのにかかる時間は約3-5分。その日の1レッスン目が終わるとこんな感じで「〇日連続記録」とアニメーションが出てきて達成感を感じさせてくれます。一日2時間以上学習した日もあれば、5分で終わった日もありましたが、半年以上継続できました。

最初は「ちょっと子供だましだな」と思った時もありましたが、継続していくとこれがクセになり「連続日数記録を途切れさせてはいけない!」という思いにさせてくれ、続けられる仕掛としては優秀と感じています。
語彙力の成長
本当にゼロから始めたため、1、2、3(uno, dos, tres)も言えない状態からスタート。
今は、各動詞の現在形、現在進行形、時間表現、場所、不定代名詞(英語のsomething的な単語)、名詞の男性形/女性形、疑問詞(英語の5W2H的な表現)助動詞(英語のcan, will, must的な表現)…etcは何とか言えるようになりました。まだまだですが。
英語に例えると、「This is a pen. 」レベルはもう超えて、「Tom has to study math when he goes to grandmother’s house every month.」的な英語の中2の教科書に出てきそうな表現(どんなシチュエーションやねんとツッコミたくなるような表現)ぐらいなら、できるようになっているというイメージです。
デュオリンゴでAIと実際に会話をしてみた
デュオリンゴは無料でも十分使えるサービスなのですが、デュオリンゴMAXというものに課金(年間3万円÷6人=5千円/年)すれば、AIのキャラであるリリーとの会話練習ができます。
まだ始めたての初期ステージの頃は会話時間は1-2分ですが、レッスンを進めてステージが上がるにつれて会話時間が4-5分となり結構複雑な会話になっていきます。
実際に私とリリーの会話の動画を録音してみました。
リリーからマルーン5について質問されており、「マルーン シンコ(cinco = 5)」と言っているのが面白いですよね。私もたどたどしく受け答えをしていますが、これぐらいなら何とか聞き取れるレベルです。
言い訳としては、本当はもう少し話せる語彙力があるはずなのですが、やはり実践の場となるとなかなかスペイン語表現が出てこず、学生の時の英語学習時のもどかしさが思い出されました。
デュオリンゴの弱点 - 今感じているスペイン語学習の壁
動詞の活用の多さ
スペイン語は、英語の12倍も活用形が多いと言われている言語です。英語は、①現在形、②三人称単数現在形(いわゆる”三単現のs”)、③過去形、④過去分詞、⑤~ing(現在分詞・動名詞)の5種類と単純。
一方、スペイン語は、現在形、点過去、線過去、未来、条件法、現在完了、接続法(現在・未来・過去)、命令法があり、しかもこれが主語(私、私たち、あなた、あなたたち、彼/彼女、彼ら/彼女ら)ごとに活用が変わるので、60種類近くの活用形を覚えなければなりません。
マンネリ化
デュオリンゴには「リーグ」という概念があり、最下位のブロンズリーグから最上位のダイヤモンドリーグまで10リーグあり、1週間ごとに集めた経験値でリーグの昇格・降格がある仕組です。
当初はこのリーグ昇格を目指すこともモチベーションの一つとなっていたのですが、ダイヤモンドリーグまで到達してしまうと目指すものがなくなってしまい「だからどうした」「そんなものとってどうなるんだ」のような冷めた感覚に陥ってしまい、どうでもよくなってしまった時期もありました(でも学習は意地でも継続しましたが)。
中南米スペイン語留学まであと2か月弱
こちらの記事でもお伝えした通り、2025年11月から2026年1月までグアテマラ、エクアドル、コロンビアで約1か月ずつスペイン語学学校にホームステイ付で入学してスペイン語を学習する予定(私と妻の退職時期が3か月ズレるためその間の暇つぶし)としています。

もともとは、語学学校入学までにある程度のスペイン語学習の基礎を固めたくて始めたデュオリンゴだったのであと2か月弱は最低でも継続したいと思っています。そういう意味では十分に役割を果たしてくれている気もしますので、ぶーぶー文句言いながらも世界一周を楽しく過ごすためにも勉強頑張っていきます!
Adios!