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グアテマラ:スペイン語学留学レビュー①|学校編

前回記事でもお伝えした通り、私(夫)は妻の2025年1月末の退職までの3か月間を”ひまつぶし”として、スペ語留学に励んでいます。グアテマラで3週間、エクアドルで3週間、コロンビアで3週間の合計9週間を各国で語学学校&ホームステイを利用して学習予定です。
今回、グアテマラの3週間が終了したので実際どうだったのかをレビューしていきます。

目次

グアテマラの学校・費用・スタイルのおさらい

今回レビューするのはグアテマラ・アンティグアのMaximo Nivel。下表の赤字部分をご参照ください。

グアテマラ三週間のカリキュラム(学習範囲)

結論として、1対1の4時間/日×5日/週×3週間=60時間で履修した学習範囲をまずは以下に記載します。
※スぺ語留学を検討してない方からすると、意味不明だと思いますので読み飛ばしてください。

入学から実際の授業開始までの流れ

オリエンテーション

私が入学したMaximo Nivelは結構しっかりしていて、毎週月曜日の朝7時(早すぎる)から入学したての生徒を集めてオリエンテーションをします。そこでは全員が理解できるようにちゃんと英語で説明がなされ、学校の歴史・グアテマラの国事情・ホームステイ先での注意事項・チップの考え方やレストランやホテルでのふるまい方・シャワーをできるだけ温水にする方法…etc、様々な分野について2時間近くみっちりレクチャー。「そこまでするか」と正直思うぐらいかなり細かく説明してくれました。

実力判定テスト

前提として、留学前にDuolingoという語学アプリで “一応” 8か月スぺ語を勉強してからのぞみました。私としてはそれはそれはある程度の自信を持って最初のオリエンテーションと実力判定テストを受けましたが、見事に打ち砕かれることとなります。

テストは15分間。英語に例えるとThis is a pen.レベルから、I wish I were a bird(英語でいう仮定法過去)レベルまで幅広く出題されます。その上10行ぐらいある長文読解があり主人公の心情等を問われ、Duolingoで3行程度の文でひーひー言っていた私はもうお手上げ。
試験官からは「わからないところは素直にブランクにしてください、取り繕う意味は一つもないです」と英語でアナウンスされ、素直にブランクだけにしました。

まったくの初めての生徒はテストが一問もわからない(そりゃそうだ)こともあり、途中で退出している人もいました。その人たちは完全初学者コースから始めることになります。

レベル判定は “初学者+αクラス”

教科書は一番下のレベルを使用することになったものの、さすがにアルファベットの読み方から始めることはせず、テストでほぼ満点だった現在形のところはサラっと流す程度のところからスタートというレベル判定となりました。

プライベートレッスンで本当に良かった

私の先生は学校内でも勤務歴が長く評判のいい先生だったらしく、年齢も1歳しか離れていないことから意気投合して始まりました。
プライベートレッスンのいいところは言わずもがなですが、「わからないところは別に恥ずかしがる必要もなく、とことん授業を止めて聞けること」に尽きるかと思います。

ホームステイ先の同居人仲間のアメリカ人(65歳)、ドイツ人(19歳)とも話していたのですが、(比較的控えめとされる日本人と違い)主義主張がはっきりしている彼女たちですら「グループレッスンでは、あまり質問しすぎると気が引ける」と言って、結局グループレッスンをキャンセルしてプライベートレッスンに切り替えていました。

加えて、もともと用意されたカリキュラムから外れて、オーダーメイドで授業を組んでもらうことも容易です。たとえば、旅先で頻繁に起こると予想されるシチュエーションをChatGPTに聞いてその場面を先生に提示して、ロールプレイングさせてもらう等

宿題・復習・予習

宿題

その日の授業で進んだ内容に応じたところまで、教科書に並列して掲載されている問題集を全てやってくることが基本的には宿題になります。時々、先生オリジナルの宿題(新しい表現方法を学習した際に、その表現を使って10個作文してくる等)も課されました。
宿題をするのにかかる時間ですが、モノによってまちまちですが1-1.5時間あれば問題なくできる内容が多かったです。

復習

私の場合は文法については授業でわからないところがなくなるまで、しつこく質問して腹落ちするまで次に進まないスタイルを取っていたので、文法に関する復習はあまり必要ありませんでした。
それよりも大敵はボキャブラリーで、復習の授業中にわからない単語・熟語・フレーズを全て先生が書き出してくれ、それをiPhoneでスクリーンショットしていました。
これらを全てChatGPTに一個ずつ打ち込んで語源・意味・活用方法・例文を読み、Ankiというアプリ(簡単に言えば暗記帳アプリです)に落とし込み、全問するまで正解するまでつぶすということを地道にやっていました。

「Anki」アプリについてはおすすめの使い方等を別途ブログ記事化予定です。「Anki」という名前ですが、日本人が開発したアプリではないことに驚きです。

予習

翌日の授業で進むであろう分野の単語をあらかじめ調べて、横に英語か日本語で意味を補記しておきました。
私は授業中にわからない単語があるとどうしてもそれを調べないことには思考回路がストップしてしまう傾向にあり、授業中にそれらを調べる時間がもったいないと感じたことから、予習するようになりました。
なお、文法については独力で予習するのは効率が悪いと感じたのでノータッチでした。

3週間を終えての感想

結論として、決して楽々話せるレベルからは程遠いものの、自分がよく使うフレーズや点過去形までは何とかスムーズに出てくる場面があるかな?というところまでは達しました。

飲み屋に行ったときの注文、会計、ご飯を食べたときの感想など、何度も同じ場面に出くわすときに使うフレーズたちはモノにした自信があります。

一方、語学は当然そんなに甘いものではなく、やればやるほど「前よりも話せなくなっている!?」と錯覚に陥ることもしばしばありモチベーション維持も大変でした。
次のエクアドル3週間では文法の分野もますます難しくなり、さらに悩むことになると思いますが引き続き頑張ります。

Adios!!

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この記事を書いた人

大手総合商社(夫)・大手外資メーカー(妻)の30代夫婦。地方高利回りアパートをお互い複数棟所有し、大家としても活動。近々退職し、3ヵ月のスペイン語留学を経て1年以上の世界一周に旅立つ予定。
「せかすぺ」は「世界一周」「スペイン語留学」の2文字ずつとった造語。わかりにくくてごめんなさい。

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